自動車による交通事故の被害を予測し、軽減するために安全技術の開発が行われています。

交通事故の減少に効果アリ?自動車業界を取り巻く安全技術の現状

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ミニカーを持つ少女自動車検査登録協会によると、日本の自動車保有台数は8100万台となっており、生活に欠かせない移動手段として、その保有台数は増え続けています。
また交通事故に関しては、「交通事故と被害者数」のページでも触れていますが、変わらず事故の件数は減り続けています。

 

内閣府のデータによると、安全装備が当たり前となりつつある昨今では、死亡者数は昭和45年の16,000人をピークに、平成29年時点で3,600人にまで減少しています。しかし、減ったとはいえ、今もなお1日に10人近くの方が、不幸にも交通事故で命を落としているのです

 

死亡者数の減少は、交通インフラの整備、救急医療の発展、危険運転に対する法整備など様々な取り組みのもとに出た結果です。本ページでは、車の安全技術について解説していきます。

 

安全技術ってなに?

そもそも安全技術とは、どのような技術を指すのでしょうか?

 

安全技術は、エアバッグや衝突軽減モデルといった、交通事故が発生した時、乗員と歩行者の保護を目的とした技術と、自動ブレーキを代表に、事故の発生を予防し、被害を最小限にするための技術に分けられます。

 

今回は、最近自動車メーカーが特に力を入れている予防する技術を3つご紹介します。

 

 

ぶつからない技術

衝突を回避するための技術にも種類がありますが、「自動ブレーキ」という言葉を聞いたことがあるかと思います。このシステムは、カメラやレーダーを使用して、車や障害物を感知します。

 

衝突のおそれがある際に、ブザーやディスプレイへの警告表示があり、さらにブレーキ操作が行われず衝突の危険がある場合には、自動でブレーキが作動し、衝突の回避被害の軽減をサポートします。

 

ここで注意すべき点は、自動ブレーキという言葉が浸透していますが、ブレーキの作動には条件があり、天候や対象によっては作動しないケースもあります。

 

多くの人が止まると信じていますが、必ずしも止まるわけではないことをしっかり認識しておきましょう。

 

 

はみ出さない技術

白線の内側を走る車イメージ運転中、他に気を取られたり、居眠りをしてしまったりして、白線をからはみ出しそうになった経験はありませんか?

 

はみ出さない技術では、カメラで車線を認識し、車が線を踏み越えそうだとシステムが判断すると、ドライバーに対して、音やメーター内の警告灯を点滅させ、注意を促してくれます。

 

また近年では、音だけでなく、車線の内側へ戻す際ののハンドル操作を支援してくれる上位機能もあります。
しかし、これらの車線認識システムは、車道の白線がハッキリと認識できることが前提の機能です。

 

したがって、車道の整備が進んでいない場合や、天候により路面を上手く認識できない際には、作動しないこともあるため十分注意が必要です。

 

 

同じ速度で走る、ついていく技術

追従走行する車高速道路など一定の速度で走るシーンで、アクセルを踏まなくても速度を維持してくれたり、前の車を追従してくれたりする機能のことであり、クルーズコントロールなどの名称で、皆さんにはよく知られていると思います。

 

ドライバーの疲労軽減を狙ったものであり、一定の速度で走る機能は、1958年には自動車に搭載されています。これまでは高速道路での使用が主でしたが、カメラやセンサーの認識技術が向上し、追従機能が拡充されました。

 

追従機能では、前方の車を認識し、一定の車間距離を保った走行を可能にしています。

 

ごく最近のことではありますが、これまで制限の強かった減速に関する技術ですが、さらに革新が進み、間隔を維持しつつ、緩やかな減速を行い、例外もありますが停止までを行う機能も登場しています。

 

まとめ

今回は大きく3つに分けて事故を予防するための機能としてご紹介しました。

 

これらの機能に関してトヨタの発表では、衝突軽減ブレーキで追突事故を9割低減したと発表しています。また、安全装備の開発が進むにつれて、自動車保険の料金を引き下げられたり、安全装備に応じた割引きシステムが導入されています。

 

保険も含めた中で、安全装備が搭載された自動車の選択も検討してみてもいいのかもしれません。